和多志（わたし）の名前は剛（ごう）
わたしって言ってるけど
和多志は男の子です

最近なんとなく
女性的なニュアンスって
すごくたおやかで
スピーディに
物事が進むような気がして
ならないんだよ

だから
和多志は最近になってから
自分のことを和多志って
呼ぶようになったんだ
だから
和多志のことを
女の子みたいっていう石もいるけど
和多志は誰に何を言われても
今は和多志という言い方が
一番しっくりくるから
今は和多志を「わたし」と
呼んで生きていこうと思う

和多志の友達は
男友達がひとり
女友達がひとり
いるんだけど
その友達というのは
実は自分自身の中の
男性性と女性性というものなんだ

とにかく自分自身と
まずは友達にならないと
一番仲良くならないと
誰も愛せないということを
みんなに伝えたいんだ

人間は誰でも
女性的な部分と
男性的の両方を
持ち合わせているから
その日の気分で
女性的になったり
男性的になったり
本来は選ぶことだって
できるはずと思うんだ

だからね
和多志は
今のこの一瞬は
「わたし」がしっくりくるけど
来年の今頃は「僕」
もしかしたら「わし」とか
言ってるかもしれない
でも　それって誰にも
迷惑かけてないじゃない？

和多志の人生は
自分が一生舵取りをしないと
いけないと思っているだ
全ての物事は
自分自身が選んだ
選んでいるということ
そして世の中の荒波が
どんなに来ようとも
自分自身が精一杯自分の
味方にさえついていたら
どんな荒波だって
乗り越えていくことができる
と感じているんだ

世界中の誰よりきっと
自分自身が自分のことを
愛することができますように